中小企業診断士1次試験「財務・会計」のポイント【現金主義と発生主義】

中小企業診断士試験にて財務・会計を苦手としているという方が多いです。(私もあまり得意な方ではありませんが。。。)

実は簡単な算数、数学なのに財務・会計と思うから難しいという側面もあります。そのわかりにくいポイントを解説していきたいと思います。

一番わかりにくいのは、現金主義と発生主義ではないかと思います。

事業をしている人でもわかっていない人が多いのですが、一番やっかいなのは現金主義と発生主義だと思います。私も個人事業で確定申告するために、始めて税理士さんに相談したときには知識はありましたが、かなり戸惑いました。

日常生活では、お金を払って、商品・サービスを受けるという現金主義が基本です。お金を払ったタイミングでお金を使ったということで家計簿や小遣い帳につけていくというのが現金主義です。

一方で会計処理では、請求書と入金で考えてみていただきたいのですが、請求書はサービスや商品の提供をした時点で発行するのが普通です。つまり請求書を発行した時点で収益が発生していますので、この時点で計上する必要があります。一方で入金は翌月以降にされます。収益の発生したタイミングと現金が手に入るタイミングが異なります。

発生主義で計算しても現金主義で計算しても結果は同じだと思うのになぜこんなことをするのかというと

理屈上、最終的な数字は現金主義だろうが発生主義だろうが同じになります。しかし、この「最終的な」が曲者です。このタイミングを事業者が勝手に決めると適切な損益が把握できません。

税金が増えそう。だから来年に払う家賃を払っておこうとかすると会社の損益が年によってすごく変動することになり、税務上も経営上も不適切な状態になってしまいます。実務上で言えば、銀行などの金融機関なども会社の損益構造が判断できなくなります。

毎年、同じルールで会計処理をすることで適切な会計状態になります。そのために、在庫の計算などが必要となるわけです。商品は売れた時点で費用として計上されます。売れていない在庫は費用として計上できません。

実際の現金の流れはキャッシュフロー計算書で把握する

現金がいくらあるかわからないと思われると思います。現金を計算するのがキャッシュフロー計算になります。このあたりが実生活では考えないことなので財務・会計が苦手意識を持つ人が多いと思います。

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