経営法務を苦手としている受験生は非常に多いです。実際に苦手意識というだけでなく、科目合格率も1次試験の7科目の中で一番低い傾向にあります。

経営法務はどういう目的で学習するのか?

中小企業診断士試験の中で経営法務の位置づけですが、試験要綱では下記のように記載されています。

創業者、中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関係する法律、諸制度、手続等に関する実務的な知識を身につける必要がある。また、さらに専門的な内容に関しては、経営支援において必要に応じて弁護士等の有資格者を活用することが想定されることから、有資格者に橋渡しするための最低限の実務知識を有していることが求められる。このため、企業の経営に関する 法務について、以下の内容を中心に基本的な知識を判定する。

実際のところ、実務においても企業経営と法律は切っても切り離せない問題です。現実のところは、経営法務で学習するよりももっと細かい許認可や業法などが関係してくることが多いですが、その入門として経営法務という科目があると言えます。

なぜ、経営法務は難しいのか?苦手とする受験生が多いのか?

これは試験の難易度もありますので、一言では難しいですが、私の推測としては、以下の2点があります。

  • 中小企業診断士試験の受験生の中で実務で法務に携わる人が少ない
  • 他の科目に比べて完全な暗記科目である(全体像の理解などではない)

ただ、こんな理由をあげても仕方がないので学習のポイントをまとめます。

経営法務 学習のポイント

  • 知的財産権と会社法を優先する
    ⇒試験出題に合わせた暗記をする
  • 英文契約など捨てるところは捨てる
    ⇒5問20点ぐらいは勘任せと割り切る
  • 暗記ポイントをまとめておく
    ⇒試験日前日に詰め込む

知的財産権と会社法を優先する

経営法務の過去問を見ると非常に幅広く法律知識が問われますが、知的財産権と会社法をしっかりおさえることで40点ほどをカバーすることができます。

極論すれば、この40点をきっちり取れるのであれば、基本4択なので、鉛筆転がしても50点以上取れるはずです。

英文契約など捨てるところは捨てる

正直、英文契約など対策のしようがありません。英語が読めれば良いですが、英語が苦手な人にとっては対策は不可能です。

中小企業診断士試験においては経営法務に限らず割り切って捨てるというのが非常に重要だと思います。合格者の中でも勉強量は天と地ほどの差があるのですが、この割り切りができるかどうかが大きな差だと思います。

暗記ポイントをまとめておく

経営法務は試験2日目の1科目です。暗記科目ということで最後の追い込みが有効です。前日に見直せるような暗記ポイントのまとめの作成が有効です。

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