令和3年度の中小企業診断士2次試験の事例Ⅰの解説です。まだ、合否も出ていませんが、私なりに分析をしました。
令和3年中小企業診断士2次試験事例Ⅰの解説
試験の解説に入る前に令和3年度の事例Ⅰを踏まえた今後の傾向や対策について少しまとめました。
令和3年の試験を踏まえた事例Ⅰ対策
- 過去の話か未来の話かをきちんと見極める
- 過去の話を聞かれている場合には、基本的に与件分の中に書かれているはず。
- 未来の話を聞かれているときには1次試験の知識を活用する必要性がある可能性
- 未来の話を聞かれたときにマーケティングではなく組織で解決する
- 未来にどうすべきかを聞かれたときに、ターゲットなどマーケティング戦略的に考えがち、重要ではあるが、事例Ⅰなので結論は組織や人事となるはず。
- 設問で問われているレイヤーを間違えない
- どのマーケットで戦っていくのかというような戦略的なことを聞かれているのか、どうやって戦っていくのかという戦術的なことを聞かれているのかを間違えない
- 使わない部分の見極めが大事
- 令和3年度だと1枚目の情報は設問解答にはほぼ必要ない。以前は、与件分を各設問単位で分解するような考えた方が良いことが多かったが不要な部分は不要と切り捨てる必要あり。
- 国語的な要素が増加しているので与件分から使う部分を間違えない
- 今回、国語が得意な人なら設問1~3は中小企業診断士としての知識はなくてもそれなり得点が取れた印象。
それでは、各設問の解説です。
本ブログでは概要のみ解説しています。解答例や詳細は動画を見てください。