これから中小企業診断士2次試験の勉強を開始するという方にとっては、マークシートではない記述式の試験の勉強というのに戸惑う方も少なくないと思います。そこで、私の勉強ノートを公開して勉強方法を解説します。

中小企業診断士2次試験の学習は基本的にアウトプットが中心

中小企業診断士の2次試験は基本的にアウトプットが中心です。下記ページでも説明しているとおりに2次試験は1次試験の知識を応用できるかを判定する試験です。そのため、あらたに知識をインプットする必要はありません。

中小企業診断士2次試験の勉強前に理解しておきたい試験内容

1次試験は突破することができて、これから2次試験の勉強を開始しようと考えているが、そもそも2次試験ってどんな試験なのか知らないという人に向けての解説になります…

2次試験の実際の学習ノートを公開

下記は平成28年の事例Ⅰを学習した際の実際のノートです。

解答には記述試験対策ノートを利用

過去問の解答には記述試験対策ノートを利用しています。画像を見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、文字数がカウントしやすく構成されており、設問の文字数に合わせた解答ができます。

自己採点にはふぞろいな合格答案シリーズを利用

赤い文字で小さく入っている数字がふぞろいな合格答案シリーズをもとに採点した結果です。ふぞろいな合格答案シリーズではキーワードごとに配点がされていますので、それを活用して自己採点ができます。

ふぞろいな合格答案シリーズの年度別の書籍購入用リンク集

中小企業診断士2次試験の勉強に必須アイテムと言われているのがふぞろいな合格答案シリーズです。 ふぞろいな合格答案シリーズは2008年以降、毎年販売されています。 毎…

解答と解答の間には書き直しスペースを作る

設問の解答と解答の間には、余白や赤ペンで書き直した解答があるのがおわかりいただけると思います。採点した結果、書き直した方が良いと判断した場合には、画像のようにもう一度解答を作り直します。

余白部分にはキーワードや見直しに役立つポイントを記入

ページ下部などの余白部部にはふぞろいな合格答案などを見た結果、有用なキーワードや見直しに役立つポイントを記入します。

事例ごとにノートを1冊作り、試験前には事例ごとのノートを見直せるようにしておきます。

特に文字数調整や文字数の削減に役立つキーワード(モラールや愛顧など)をメモしておくようにします。