試験結果からもわかる中小企業診断士2次試験に必要なことは1次試験の知識と与件文の理解力

中小企業診断士2次試験に必要なことは1次試験の知識と与件文の理解力

中小企業診断士2次試験に必要なのは経験ではなく、1次試験の知識と設問に忠実に答えること

下記の記事において、中小企業診断士の2次試験は、試験の目的を理解し、1次試験の知識と与件文を使って回答することが大切だというようなことを書きました。実は、これは試験結果にも出ていると感じます。

自分とって一番経験のない事例Ⅲ(生産管理)が一番の高得点

まず、私自身の試験結果を見てください。

見ていただいたわかるように事例Ⅲ(生産管理)が一番の高得点となっています。前回に書いたように事例Ⅳは最低限の勉強しかしていないので点数が低いのは当然です。

私自身の経験としては、WEB関係のコンサルティング、マーケティング経験であったり、組織内でのマネジメントなどに強みがあります。そして、生産管理には一切の経験がありません。それにも関わらず生産管理が一番の高得点になっています。

何が言いたいかということ、業務経験がないので、1次試験の知識を使って回答するしかない生産管理が一番の高得点になっているということです。つまり、自分自身の経験をもとに書いた回答は点数が取れないという結果です。

統計的にも経験が多い高年齢層ほど合格率は低い

これは、私だけではなく実際の試験結果としても表れています。

下記は令和元年度の2次試験の年齢別の合格者数です。一番合格率が高いのが20代で、年齢層が上がるにつれ合格率が下がります。

申込者数合格者数合格率
20歳未満500%
20~2962913721.7%
30~391,87840621.6%
40~491,99835417.7%
50~591,27716112.6%
60~69351287.9%
70歳以上2328.6%
合計6,1611,08817.6%

これは、単に年齢のせいで勉強能力が低下しているのではないかと思う人もいるかもしれませんので、1次試験の結果もまとめました。2次試験とは逆に20代が一番低い合格率となっていて、一番合格率が高いのは、50代となっています。これは、中小企業診断士の試験範囲が広いという1次試験の特性上、業務経験が多い方がさまざまな知識を習得する機会が多いので、年齢の高い方が有利になっていると見えます。

申込者数合格者数合格率
20歳未満12675.5%
20~293,14954017.1%
30~396,4421,40121.7%
40~496,3211,37721.7%
50~593,89887122.3%
60~691,09022820.9%
70歳以上1372020.9%
合計21,1634,44414.5%

試験結果からも実際の業務経験やアイデアが不要であることをしめしていると考えられる

つまり、業務経験が乏しい20代の合格者が多いということは、業務経験やアイデアというものは不要であり、1次試験の知識をきちんと使うことが大切であるということをしめしているのではないかと思います。

もちろん年齢別の合格者数だけで決めつけるのは材料的に乏しいとも言えますが、1次試験と2次試験でこれだけ結果が違っているということは、他に理由がないのではないかと思います。

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