最近、行政書士法の改正をテーマにした動画を2本公開したところ、多くの方から「自分の仕事が違法になるのでは?」という不安の声をいただきました。たしかに、どこまでが許されるのか、グレーな部分が多く、明確な答えが出ていないのが現状です。
でも、そんな不安を一発で解決する方法があります。
それは…
あなた自身が行政書士になること。
この記事では、「今から行政書士を目指すべき理由」と「実際にどう勉強すれば間に合うのか」を、私自身の体験も交えながらお伝えします。
行政書士試験はまだ間に合う!2025年のスケジュール
行政書士試験のスケジュールは以下の通りです。
- 申込期間:2025年8月上旬
- 試験日:2025年11月9日(日)
- 合格発表:2026年1月末
- 開業可能時期:2026年4月から
行政書士法の改正は2026年1月施行予定ですが、開業が4月以降なら新ルールにも完全対応できます。ですので、今からでもまったく問題ありません。
実体験:3年越しやけど、3カ月で合格した私のリアルな勉強記録
私は2022年に行政書士試験に合格しましたが、実はスタディングに申し込んだのは2020年。
最初の2年間はほとんど勉強せず、試験申し込みだけして会場に行かない…という“寄付行為”をしていました。
ただ、2022年に補助金支援の仕事をする中で「行政書士を持っていた方が信頼される」と実感。お寺の副住職としての活動でも相続相談が増えてきたことから、ようやく本腰を入れて勉強を始めました。
結果として、2022年8月から11月までの3カ月で合格できました。
- 総勉強時間:334時間
- うち直前3カ月の勉強時間:224時間
- 使用教材:スタディング、LEC直前模試
これが3年間の実際の勉強時間

これが直前3カ月の勉強時間

行政書士試験の概要と合格のための鉄則3つ
出題科目と配点
- 基礎法学、憲法、民法、行政法、商法(会社法)
- 一般知識(文章理解、時事、情報保護など)
全60問、300点満点(マークシート240点+記述式60点)で、**合格基準は180点(6割)**です。
鉄則①:合格点を目指す
100点でも180点でも合格は合格。捨て問を見極めて6割確保する戦略が大切です。私はマークシート170点+記述式20点で合格しましたが、理解して解いたのは150点分くらい。あとは運です(笑)
鉄則②:教材は浮気せず、通信講座がおすすめ
独学でいろんなテキストを買うより、通信講座1本に絞るほうが安く効率的。私は中小企業診断士でも使った「スタディング」を使いましたが、どの講座でも無料体験があるので、相性を見て選べばOKです。
鉄則③:勉強の中心は過去問
私は直前3カ月のうち、170時間以上を過去問演習に使いました。
問題を解いて「なぜこの選択肢が正解なのか」を徹底的に分析。正解・不正解より設問ごとの理解を深めることが重要です。
私の勉強スタイル(短期集中型)
「継続こそ力なり」と言いますが、時間がない人には短期集中型の勉強スタイルをおすすめします。私のスタイルはこんな感じ:
- 講義は運転中にBGM感覚で聞く(分からないところだけ後で見返す)
- 過去問は1日100問をノルマ(約3時間)
- 記述式対策は写経&LEC模試を丸暗記
行政書士になれば不安はなくなる
行政書士法改正によって「これは違法では?」と不安になっている方、
その不安を解消するもっともシンプルな方法は、あなた自身が行政書士になることです。
年齢・学歴関係なく挑戦できる資格。
やると決めて、行動すれば、まだまだ間に合います。
まとめ:今からでも遅くない!
- 行政書士試験は今からでも十分に間に合う
- ポイントを絞れば3カ月でも合格できる
- 法改正にビクビクするくらいなら資格を取ってしまおう!