これから中小企業診断士の勉強を始めようと思っている方、始めたばかりの方あるいは、なかなか合格できない方に向けて1次試験の勉強のポイントをまとめました。
それぞれのポイントの詳細は別記事にて解説していきます。
中小企業診断士1次試験の勉強のポイント
その1:過去問を徹底的に重視する
テキスト学習をメインにして、過去問を疎かにしている方がおられます。中小企業診断士の1次試験に限りませんが、過去問が最大のテキストです。
過去問をしっかり解けるようにするために、テキストや問題集があると言っても過言ではないです。
その2:80点満点のテストを8割取るイメージで学習する
中小企業診断士の試験で100点取る必要はありません。成績1位で合格しても何のメリットもありません。
100点満点のテストですが、難易度の高い20点を正答できるようになるには、あまりにも学習範囲が広くなりすぎます。特定の科目で100点を目指すなら、その勉強時間を他の科目に割り当てるべきです。
その3:科目合格は活用すべきでない
中小企業診断士試験1次試験の科目制度はあまりメリットのある制度ではありません。今年は3科目、来年は4科目というような勉強はしてはダメです。
7科目で420点を取れる学習をすべきです。
その4:反復学習、日常的なアウトプットで定着させる
中小企業診断士の1次試験は7科目あるということが一つのネックになる点です。順番に進めていくと1科目目で学習したことは最後には忘れてしまいます。
そのためには、学習したことを忘れないように反復学習することと、学習したことを日常的にアウトプットすることです。
その5:2次試験を意識して勉強する
1次試験に合格しても2次試験に合格できなければ意味がないので、2次試験を意識して勉強するようにした方が、効率的です。
結論としては、2次試験に大きく関係するのは「企業経営理論」「運営管理」「財務・会計」の3科目です。これ以外の科目とは勉強の質を変えた方が、2次試験で苦労せずに済みます。